確定申告を電子申告で行うために、どれほどの経費がかかっただろう。
コピー代 10円×2=20円
切手代 80円+90円=170円
A4用紙 7枚
封筒 2枚
電子証明書発行手数料 500円
ソフト購入 400円
電話代 不明(わかっているのは17円)
交通費 不明
インターネット経費 不明
このうちソフト購入費は、ICカードリーダーを貸与されたときに1000円付いてきたので、実際には払っていない。
こうやって考えると経費自体はそんなにかかっていないのだが、時間はとてもかかっているし、私のミスとはいえ、市役所にロック解除・申請で2回行っている。
最終的に確定申告に必要な証明書を送付しているのだから、わざわざ電子申告しなくてもいいのではと思ったりした。
また、提出には税務署の他に地元で何箇所か提出できる臨時の窓口があることも知った。
サラリーマンを20年以上もやっていると、税金は天引きされてそれで終わりのような思いだったが、多少手間をかけると結構見えてくるものがあり、還付金も出てくる。
電子申告による確定申告は全国展開が初めての事で、サービス・わかりやすさなど問題も多々有るが、これからの発展を望むところだ。
しかし!税務署への申請に一ヶ月以上かかるのは早急に改善してもらいたい。
今年度もやってみたい人々が全国にいたと思うが、間に合わないケースもあったと思う。
また、電子証明書の発行手数料が2年間で500円は高くないだろうか?
せめて5年間の有効期間は欲しい所だ。
絶対に必要なICカードリーダーの説明も不足している。
電子申請・申告の普及には不可欠なポイントだが、そこまでお金を払う事に納得できる人は少ないと思う。
膨大なコストをかけてまで国税庁はこの電子申告による確定申告をやりたかったのは、毎年毎年経費と人と時間がよほどかかるのだと感じた。